ジャック・フレデリック・ミュニエ ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・マレシャル 2022

「ニュイ・サンジョルジュ」は、偉大なブルゴーニュの赤ワインを生みだすコート・ド・ニュイ最南端の地区で、グラン・クリュに匹敵する畑を含め多くのプルミエ・クリュが点在している産地。ムーザン川の北側丘陵は、ワインのスタイルは柔らかく女性的、南側の丘陵は、骨格がありパワフルなワインといわれています。
「ミュニエ家」は、1800年代の後半、当時の大地主マレ・モンジュ家から土地とシャトーを購入。その後一時期、財務上の問題からブドウ畑の大部分を貸出す等の問題が生じましたが、1985年には現当主で5代目のフレデリック・ミュニエ氏が責任者となり、2003年には貸し出されていた「クロ・ド・ラ・マレシャル」の畑が返還されたこともあり、畑の面積が広がり、飛躍的な成長を遂げました。現在では、その実力は、繊細で華やかなシャンボール・ミュジニーらしさを引き出す名手であり、コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエやジョルジュ・ルーミエの2大ドメーヌと肩を並べると評されています。