コレクション: - 輸入ウィスキー -

12世紀末のアイルランドで、穀物を原料とした蒸留酒があったという記録があります。スコットランドでは15世紀末に麦芽を原料とした蒸留酒が造られていた記録もあります。この頃は、樽で貯蔵しない無色透明のウイスキーだったようです。18世紀にスコットランドがイングランドに併合されると、ウイスキーに対して過酷な課税が行われることとなりましたが、このとき密造者たちが、麦芽のみを使用したり、麦芽の乾燥にピートを使用したり、樫樽に長期貯蔵したりする現在のモルトウイスキーの製造法を行うようになったといわれています。19世紀に連続式蒸留機(パテントスチル)が発明されると、麦やとうもろこしなどの穀物(グレーン)を原料とし、くせのないグレーンウイスキーが造られるようになりました。その後、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーがウイスキーの主流となって現在に至っています。一方、アメリカに渡ったウイスキー造りの技術は、18世紀後半から産業として発達し、とうもろこしを主原料としたバーボンウイスキーに発展していきました。19世紀後半になるとアメリカでも、パテントスチルの導入が始まり、バーボンウイスキーの蒸留には単式蒸留機(ポットスチル)はほとんど使われなくなっていきました。
[資料提供:独立行政法人 酒類総合研究所](出所:国税庁)
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